軽度のむし歯は、むし歯になってしまった部分を削り詰め物をする治療で終了しますが、ひどくなってしまった場合には神経をとったり、歯の根の治療をすることになります。これをを『根管治療』といいます。これは当院で得意とする分野で、家を建てる時の基礎工事にあたる非常に大切な治療です。その後、支台をたて、かぶせ物(冠・ブリッジ)をします。
歯周病とは、歯と歯ぐきの間に入り込んだ歯周病原菌と、全身や生活習慣の問題からおこる歯ぐきと歯を支える骨(歯槽骨)の慢性的な病気です。
歯石を取り終わったからとか、歯ぐきの腫れがひいたから治療が完了ということではなく、歯科医師、衛生士が行う治療と患者さんご自身での毎日のセルフケアとの二人三脚で治療を進めていくことが大切です。
むし歯や歯周病で歯を失った部分に入れ歯(義歯)をいれます。
お口の中の型をとり、噛み合わせを考えて人工歯を並べて入れ歯が完成します。完成まで最低4~5回は通院が必要です。
また、入れ歯になっても残っているご自分の歯のお手入れを怠ってしまうとせっかく作製した入れ歯が使えなくなってしまうこともありますし、入れ歯(特に総入歯の場合)の汚れを放置しておくと、肺炎の原因になることもあるので、定期的なチェックは重要です。
小児歯科用の小さい治療器具でのお子さんの治療にも対応しています。身体を固定するバンドやネットは使用しません。
お子さんが当院の雰囲気に慣れて恐怖心なく受診して頂くため、治療開始前に何度か練習に通っていただくこともあります。
むし歯や、歯周病の治療が順調に進んでいる患者さんには、さらにホワイトニング等の審美歯科にも取り組んでいます。
白いきれいな歯は、素敵な笑顔と自信をもたらします。
保険適用外の診療になりますが、お気軽にご相談ください。
通常の抜歯(歯を抜くこと)はもちろん、親不知の抜歯や歯牙再植手術などの外科処置の対応をしています。
しかし、神経や血管の近くに歯が埋伏しているような困難な抜歯症例、全身管理下での外科処置が必要と思われる患者さん、診断の難しい粘膜の異常などは藤沢市民病院歯科口腔外科をはじめとして専門医にご紹介しています。