緊急事態宣言が部分的に解除され、世の中に少しほっとした空気が流れているのではないでしょうか。
経済面などを考えると、ウィルスと共存しながらどうやって生活をもとのようにしていくかは重要なことではありますが、今はまだ油断禁物といった時期のように思います。
新型コロナウイルスが消えてなくなった訳ではありません。今後も再び感染を拡げないためには、個人個人が生活の中で気を付けていく『注意の積み重ね』が大切です。
当院でも、今までも感染対策は十分行ってきましたが、今回のことで、患者さんの皆さまの安全、それとともに医療従事者の安全をなお一層考えたことは言うまでもありません。
引き続き、今後も次のような取り組みを継続してまいりますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。
- 器具をはじめ、診療所いっさいにかかわるものの滅菌、消毒の徹底
- 歯科医師・スタッフ全員の健康管理の徹底
- 待合室・診療室での密集化を避け、換気を十分に行う
- 患者さんの待合室でのマスクの着用(ご持参願います)、手洗い、手指消毒の徹底
- 受診日当日問診票の記入・検温(37.0度以上の場合は次回の予約をお取り直し致します) できれば、来院前に検温をする習慣をつけていただけると理想的です
- 治療開始前の含嗽薬によるうがい。これによって口腔内の細菌を少しでも減らすことができます。したがって、本来は患者さん、医療従事者両方の健康のために、来院前の口腔内清掃(ブラッシング)をできる限りお願いしたいと思います。
4月の緊急事態発令以来、今までに経験したことのない大変な時期を患者さんの皆さまのご協力あってのりこえてくることができました。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
口腔内衛生を保つことは、万が一、次の新型コロナウィルス感染症流行が起きた時のためにも大切なことだと痛感した次第です。いつもお口の中をよい環境に保っておけば、ご自分の身の回りに何が起きても安心して次のことにすぐ臨めるはずです。
これを機会に私たちと一緒に、生活の中の小さなことをもう一度考えて、見直していきましょう。
歯科受診に関する不安や、心配事など何でもご相談ください。こんな時期ですのでもちろんお電話でも結構です。